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今日はコペンネタではなく、プロレスネタとなります。
プロレスネタは以下へ移行します。
《僕と新日本プロレスと》kent-wrestling.hatenablog.com
プロレスラーは、マイクパフォーマンスで数々の名言をこの世に誕生させてきました。
そのマイクパフォーマンスに私たちファンも同じように、熱くなり興奮し、それによってストレス解消をしていました。
そんな熱いプロレスラー達が残した熱い名言をまとめていきたいと思います。
俺はお前の噛ませ犬じゃないぞ
~1982.10.8 長州力の名言~
やっぱり、最初にくるのはこの言葉でしょうか。
1982年メキシコでエルカネックからUWA世界ヘビー級王者を奪取し、実力と実績を積み上げて、凱旋帰国をした長州力。
10・8 東京後楽園ホール、帰国後のメインイベントに猪木・藤波とタッグを組み外国人(ブッチャー組)と戦うことになっていました。
当時、新日のナンバー2で、既にスターであった藤波にライバル心むき出しの長州は、リングアナのコールが藤波より前であることに憤慨し、外国人そっちのけで藤波とやり合います。
その際に長州がリング上で言った言葉となっていますが、実際にはリング上ではその様な言葉は言っておらず、控室でのコメントだったのではとも言われています。
どちらにしてもこの噛ませ犬発言は、古舘伊知郎の実況とも相まって、革命戦士長州力の代名詞にもなりました。
自分の殻を破れずにもがいていた長州力が、藤波に対して下克上を起こし、必死に自分の殻を破ろうとするその姿に自然とファンは魅了されました。
それまでの長州は、完全に伸び悩んでいました。
1974年ミュンヘンオリンピック出場を肩書きに鳴り物入りで新日本プロレスに入門したエリートでしたが、地味なパンチパーマで、華もなく、坂口征二と北米タッグチャンピオンにはなるものの期待のエリートには程遠く、人気のない中堅レスラーに成り下がっていました。
この発言以降、ブレイクした長州力は、維新軍団を立ち上げ、スター街道を突き進んでいきます。
この言葉には、長州力のこれまでの報われないプロレス人生全てを吹き飛ばす程の強いメッセージ力があり、プロレスラーの熱き名言となりました。
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